旭商事は、4月1日付で2名の新入社員をお迎えしました。

入社式における、社長 谷口成仁の挨拶を下記のとおりお知らせします。

                      記

皆さん、入社おめでとうございます。
皆さんが、旭商事の一員として仲間になったことを心より歓迎します。

旭商事は、2021年、オリンピックの翌年に100周年を迎えます。
長い歴史を支えた会社の先人たちは、額に汗して英知をかたむけ、旭商事を出光グループの会社
の中でも、航空燃料の取扱いや警視庁を始めとする官公庁との取引で取りまとめ役を任されてい
るなど、確固たる地位を築いてきました。
都内の投資不動産の保有も含め、財務内容も万全な会社を作り上げたことで、今われわれは新
しい事業分野に挑戦することができます。

先人たちに感謝するとともに、全社一丸となり、新しい事業分野に挑戦することで、社員一人一
人の夢を実現し、さらに強靭でしなやかな会社にしていくことを固く一緒に誓いましょう。

これから当社を支えていただくお二人に、忘れずに心がけていただきたいこと、約束していただ
きたいことを三つお話しします。

1.「経営者として、何を大切にしているか」
①知的な能力より、誠実さのほうが大事です。いくら能力が高くても誠実ではない人間は組織を腐
らせます。
②誰が正しいかより、何が正しいかに焦点を当てること。社長である私が正しいわけではない、
何が正しいか心にとめて欲しいと思います。
③初日の朝礼でも話しましたが、人の弱みより強みに目を向けることです。人の欠点にしか目を
向けない人は組織全体から活力を奪います。相手の良いところを意識してみることです。

2.「心がけてほしいこと」
自分の人生は自分でコントロールする気持ちを持つということです。人のせいにしても何もいい
ことはありません。人に動いてもらおうと思えば、自分が変わることが近道です。
どこかの政党のように、誰もが否定できない正論を言い続ければ、支持率が上がるかといえばそ
んなことはありません。正論ばかりいう人は、世の中では嫌な奴です。
朝、すれ違った時に相手が挨拶してくれないのならば、自分からすることをやめるのはつまらな
いことです。相手が気付いてくれるにはこちらから毎日挨拶を続けるほうが効果があります。

3.「高い目標」
いつでも高い目標に手を伸ばし続けてほしい、ストレッチして欲しい、ということです。旭商
事をやめても、どこでも通用するプロになって欲しいと思っています。自分で自分を評価するの
ではありません。社会は他人の評価で決まります。自己評価の頑張りは意味がありません。自分
の動く範囲を、360度、上下横に広げていってほしいと思います。

旭商事は、これからお二人の活躍できる十分広い舞台を提供できると確信しています。
これから、ともに働く仲間として、より健康で充実した人生を歩めるよう、ともに頑張りましょ
う。

                                         以上

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